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GAKU-MC(MIFA Music Interact Football for ALL)

GAKU-MC・・・アコースティックギターを弾きながらラップする日本ヒップホップ界のリビングレジェンド。2011年にレーベル、Rap+Entertainmetを立ち上げ独立。“ラップで世界をプラスの方向に!”を合い言葉に精力的に活動中。2012年、キャンドルと音楽で心を繋ぐ音楽イベント“アカリトライブ”を立ち上げ、音楽による日本復興活動を続けている。また同年、世界の二大共通言語、音楽とフットボール。それらを融合し、いろいろな試みができる場所として【MIFA(Music Interact Football for ALL)】を立ち上げる。 最新アルバム ”キュウキョク²”。エッセイ “世界が今夜終わるなら”。

MIFA(Music Interact Football for ALL)・・・世界の二大共通言語、音楽とフットボール。それらを融合し、いろいろな試みができる場所としてMIFAは産声を上げました。子供から大人までが一つになって汗をかく。ココロ踊るリズムにのって、共に歌う。世代を超えて、肌の色を超えて、僕らはそれで一つになることができるのです。音楽の為のフットボール。そしてフットボールの為の音楽。全ての人の明日の活力となる為にMIFA始めます。

--早速ですが11月15日、渋谷 O-EASTで行われる、【MIFA presents SHIBUYA CUP】についてお聞きしたいのですが、まずはGAKU-MCさんが立ち上げた【MIFA】について。まさに、音楽とフットボールのコラボなのですが、【MIFA】を立ち上げたのには、どのような経緯があったのでしょうか?

まず、音楽を生業としております。音楽が好きだからそれが生業になるという非常に幸せな生活を送っていますけれども、それと同じ位フットボールも大好きで。フットボールを挫折したから、音楽をはじめるきっかけになったということもありまして、とにかくフットボールも大好きだと。

フットボールからいただく色んなパワーで、曲を作るモチベーションとなって今まで沢山曲ができてきたので、「何か音楽でお返ししたいな」というのが今までありました。

僕の曲を聴いてすごく頑張れると言ってくれる選手も何名かいて、そうゆう事もあるんだなということで、なんかこれはお互いに有機的に融合しているなと。

音楽もそうですし、フットボールも最高のコミュニケーションツール、世界2大コミュニケーションツールだと僕は思っていて、「人と人とを繋ぐのはやっぱり音楽とフットボールだな」と改めて思って、そんなことをおぼろげに考えていたらもう居ても立ってもいられなくて、「こうゆうことやりたい!!!やりたい!!!」ていう風に公言していたらですね、周りにだんだん人が集まってきたって言う。それが、立ち上げの経緯ですね。

世の中には、音楽の為のフットボールというのがあって、フットボールのための音楽というのもあって、「それを体現できるのはきっとおれだし、おれだぁ!!!笑」みたいな。笑)すげえサッカー馬鹿ですし、今も年間90試合位はプレーします。今年結構ライブしてて、60本くらいライブをしたんですけど、ライブよりフットボールのがやってるんです。笑)

(‐‐ちなみにポジションは?)

僕はFW(フォワード)ですね、もしくは攻めるMF(ミッドフィルダー)。ご存知の方はご存知なのでしょうが、現代草サッカーでFWはそんなに良いポジションではなくて、ボランチとかDF(ディフェンダー)が花形ですからね。「俺らがパス出してやるから、(GAKUさんは)前で点取って来いよ!」みたいなとこはあるんでしょうけど。笑)

やっぱり点取るのは好きだし、最近はTVでサッカー観てもずっとFWの動きを研究して1試合観てますね。

フットボールのためにジムにも行ってますしね。それがまたステージの為にもなって来るんですよ。声の出し方も随分変わってきたし、2時間ライブやっても疲れないしね。健康にもなるし。

フットボールやってて良い事ばかりですよ。たた、ひとつ言うならその時間を作詞に使っていたらどれだけ曲が増えていたんだっていう。笑)

それに僕は何を見ても韻を踏んじゃう頭になっているんです。
例えば、中田選手がTV出てるのを観ても、「中田が食べるのはやっぱりサラダ」とか、「中田はイタリアのはるか彼方!お、いいな、韻踏んだな」とか、ずっとそんなことを考えてしまうので、頭を真っ白にしたい時にフットボールをやるんです。
フットボールやる時は、音楽のことは出てこないし。なので、フットボールは自分の脳みそをリセットするのにもすごくいいんです。

(‐‐すごい素敵な相乗効果ですね)

良いですよね。僕はフットボールと音楽って似ていると思っていて、ボーカルが11人居てもバンドになんないし、ボーカルみたいなFWが居て、ベースみたいなDFが居て、ドラムみたいながGK(ゴールキーパー)が居てっていう、チームメイトとの人間関係って、すごくバンドとサッカーって似てて、そうゆうところに居る自分て割と好きです。
チームプレイって言うのがすごく好きで、自分がダメな時は仲間が助けてくれて、自分に無いような自分にできないような仲間のすげえアイディアを見たときにすげえ興奮しますしね。

【MIFA】をやっていて楽しいことばかりですよ。もちろんヤキモキする事もありますけど自分がやりたい事が形になって行って、「ああ、あの人も巻き込まれた!」っていうのを見るのもすげえ嬉しいです。笑)

今回もメンバー見ていただくとわかると思いますけど、尋常じゃないくらいの選手が参加してくれて、日の丸を背負って戦ってきた人たちばかりですし。

福西(崇史)君にいたっては日本がサッカーフィーバーになるきっかけになった大会でボランチやってた人だから、そうゆう人が2つ返事でOKだなんてね。それがまた、サッカー場じゃなくてO-EASTっていうのがいいですよね。笑)

【MIFA】をサッカー場でっていうのもあったんですけど、そこは音楽とフットボールの融合だし、まずは「ライブハウスでDJ入れて、爆音の音楽の中でやろうよ」ってなったんですよ。前例が無い感じもすごく楽しんでます。



--【MIFA】の試合は3on3で1試合最大5分、基本的に体の接触プレーは無しという事で、サッカーやソサイチ、フットサルに比べると、戦術や身体能力よりもテクニックが重視されそうなイメージです。そして、ルールで特徴的なのが、「chareen(ちゃりーん)」という得点や「Dabchan(だぶちゃん)」という時間帯。簡単なご説明とそれを踏まえての【MIFA】の試合の楽しみ方を教えていただけますか?

chareenに関しては、相手の股にボールを通して相手を抜くと1点。フットボールのアップ時に相手の股にボール通すと盛り上がるでしょ。あれが現行のルールにあったら盛り上がるし、特にフットボール好きには堪らないだろうと思って。アップの時に円になって中にDF入れてボール回しをするんですけど、最後まで中にいたらジュース奢るとかみんなよくやるんですよ。で、股を通すと「チャリーン、チャリーン、2本!3本!」みたいな。そっから来てます。笑)擬音からですね、自販機です。笑)

Dabchanに関しては、DJの音が無くなって、お客さんの歓声だけの時間帯のことです。その時間帯は1GOAL=2点で、試合の最後とかでは無くどのタイミングでDabchanになるのかはその試合にならないとわかりません。実況の土屋礼央君とDJ A-SO(エーソー)のタイミングなのか。笑)まだ、1回目なのでどのようにこれらが作用するのかも楽しみです。

見所は、やはり驚愕の足技、それも実践で使っている人たちのスキルに注目して観るのは良いと思います。

(‐‐ルールを見るとラインアウト(ボールがコート外に出る事)は無いようですが。)

はい、【MIFA】はラインアウトが無いのでブラインドサッカー協会にお願いして壁を借りたんです。同じサッカーを愛する者同士インタラクトして行きましょうということでブラインドサッカーとコラボしました。ブラインドサッカーやデフフットボールも網羅して進んでいきたいと思っています。当日はブラインドサッカーのデモンストレーションもありますので、実際に見ることもでき、僕も楽しみにしています。

また、壁を巧く活かすプレーもできる人はするだろうし、ラインアウトが無いぶん試合枠は5分と短めだけど常に動いているから飽きないと思いますよ。

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--【MIFA presents SHIBUYA CUP】の参加選手は、現役Fリーガー、元日本代表サッカー選手、元Jリーガーなどとても豪華ですが、特に注目のチームはありますか?また注目選手は?

ぺスカドーラ町田の甲斐(修侍)選手、この人はフットサルシーンを引っ張っているレジェンド的な存在の方で、サッカーのカズ選手のような感じですね。今のフットサル代表選手とかみんなこの人に憧れてフットサルへっていう。もうね、別レベル!!!大注目!!!甲斐選手です。
それと、また町田の選手で(橋本)圭悟選手はすごい!ラボーラ(軸足の後ろから蹴り足を回してボールを蹴る高度な技)やエラシコ(足のアウトサイドで軽くボールを押しだし、同じ足のインサイドで素早く切り返す技)の使い手で、ブラジル帰りのポルトガル語ぺらぺら、笑えるくらい巧い!!!
バルドラール浦安の岩本(昌樹)選手もテクニック本とか出してますし、相当やるんですよ。
あとは、湘南(ベルマーレフットサルクラブ)のボラ選手!この選手もビジュアルからして巧いし、注目しなきゃいけない選手ですね!笑)
そして、福西(崇史)選手、最高のボランチ。
柿本右近君も関東フットサルリーグの得点王にもなっているフットサル界の顔ではあります。
この辺りは特に楽しみな選手たちですね。

チーム単体のオススメ、、、そうなると町田になるのかな。

(--GAKUさんはどちらのチームで?)

僕はエキシビジョンマッチに伊藤ふみおさんのチームの対戦相手として、伊藤ふみおさんチーム VS GAKU-MCチームで、このチームは予選で残念ながら敗退してしまった、もう一度あの選手をみてみたい、そんなFリーガーの選手たちにお手伝いしてもらいながら進めてゆこうと思います。ミュージシャンが、巧い人たちの本気に挑んでいく絵面になると思いますよ。笑)



--『予選を勝ち抜いた一般選手のチーム』もあります、今後参加をしたいという読者もいるかもしれません。予選に参加するにはどのようにしたら参加できるのでしょうか?

今回の一般枠は、KAMOスポーツさんがやってる大会の優勝チーム「Rakuten U-06」、キャプテン翼スタジアムの大会で優勝した「それゆけ!南葛中」の2チームです。

次回以降は、しかるべき場所で、参加チームをホームページで募集するかもしれないですし。また、一般のチームだけの大会を僕らが運営することも考えられます。それを全国で展開して、全国大会とか。

最終的にはFIFAワールドカップのタイミングで、MIFAワールドカップをブラジルでできたらいいですよね。笑)夢はでかく言っておきます。言うのはタダだから。笑)



--そして、【MIFA presents SHIBUYA CUP】は音楽ライブもありますが、どのようなメンバーが参加予定ですか?(教えていただける範囲で)

JUN SKY WALKER(S)としても活躍中のシンガーソングライター宮田和弥氏、喋りの魔術師礼土屋央君くん、球舞のパフォーマンスはアゴ外れますよ!!!すごいライブ!俺のライブは無くていいけど。笑)みなさん、ファミリーみたいなものですね。



--音楽とフットボールの融合【MIFA】、イベントを通しての楽しみ方は人それぞれではありますが、特にお客さんに見て欲しいポイントやお勧めの着眼点などありましたらお聞かせ願います。

手作り間は満載ですし、初めてのことなので正直わからない部分もあります。僕も、試合するし歌うしで1番楽しんでると思うんですね。
なので、お気に入りの選手を見つけて応援するのも良し、選手の驚愕のスキルを楽しむのも良し、豪華なライブを堪能するのも良し、って感じですね。僕はきっと会場でずっとニヤニヤしてますよ。笑)

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--本当にまだ立ち上げたばかりの【MIFA】ですが、今後の展望などをお聞かせください。また、音楽活動の今後も気になるところですので少しお話いただけませんでしょうか。

音楽活動についてはワンマンライブを3年ぶりにやります。12月12日にduoで。これはもうキャンドルとかフットボールとか関係なく、3年かけて培ってきたものをしっかり見せます。

(--キャンドルのイベントは夏にやられてますが、実際にどのような動きなのでしょうか)


ベースにあるのは日本復興活動で、アレをやめるつもりはまったく無くて、しっかり続けていくプロジェクトですね。

色々なイベントで来場してくださったお客様に前向きになれるメッセージ、僕らは【がんばれに変わる言葉】、と呼んでいるんですけども、それをキャンドルホルダーに書いてもらうんですね。
沢山集まったそのメッセージホルダーを持って、年に一度福島に行って、メッセージホルダーを並べて歌って、最後にそれらを福島の方々に渡すということをプロジェクトとしてやっています。

今年の8月末に福島の方々に届けたので、その翌週から来年の分を集め始めています。
今年はピースボートという船に乗って世界にもこの活動を知ってもらおうということで、世界40カ国位の人たちからもこのメッセージを集めてきたんですけど、それもまた良いメッセージが多かったですね。

このプロジェクトは「しつこいっ!!!」って、言われるまでやって行こうと思っています。笑)

【MIFA】の展望としてはフットボールと音楽に関する色々なものをやって行きます。これは言い切ります。
最終的には、音楽とフットボールが同じ芝生の上で、大会があり、ライブがあり、キャンプがあるという大きなフェスにするのが僕のひとつの目的です。
また、ミュージシャンが本当に心を込めて日本のサッカーを応援するような機会を僕らが作りたい、そして日本のサッカーに貢献したいです。


(--ということは、2006年ドイツの時のような・・・?)

さぁ、どうでしょ~~~。笑)

とにかく僕はフットボールにもらったものをフットボールにお返ししたい!【フットボール愛に満ち溢れたミュージシャンからの恩返し】というものになるでしょうね、【MIFA】は。

もう、ガツンとやりたい!いや、やる。絶対にやる!!!

僕はラッパーで自分の音楽があって【MIFA】は本業とは少し離れるのかもしれないですけど、歌うモチベーションとして日本のフットボールにもらったものを恩返しができるような感じにしたくて、人と人の心を繋ぐもの、音楽とフットボール、というものを僕たちは提示していきたいなと思っています。本当に楽しくてしょうがないですね。笑)



--最後になりますが、GAKU-MCさんにとって【表現】とはどのようなものでしょうか?

表現とは【思ったことを黙らない】こと。やっぱり言っていかないとね、言うと色々と変わりますよ。決意になってね、追い込まれてね、自分が変わるというのもあるだろうし。

まあ、嫁さんに好きだって言うのは言えないんですけどね。笑)「そこは察せよ。」って言って、いつも怒られるんですけどね。笑)

(--奥様もGAKUさんのそうゆう部分を解ってて言ってるのでしょうね。笑) ちなみに、曲作りなどでもどんどん思ったことは言っていくのでしょうか?)

言いますね。それで矛盾もするし、前言ったことと芯がぶれたりする時もあるし。
それを含めて柔軟というか、臨機応変というか、ぶれることで見つけた場所もあるだろうし、そもそもぶれなければ僕は音楽やらずにフットボールをやっていただろうし。ぶれたおかげで見つけた物はいっぱいあるなと思いますね。

思ったことは言っていけばいいと思います。とにかくぶれてもいいから言っていけと。その結果できたものが自分のやりたかった表現なんだと思います。

MIFAオフィシャルサイト

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写真:市川智也

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